「社会人になり生命保険に入りたいがどれに入ればいいか分からない」
「生命保険会社の営業があまり信用できない」
このように感じていませんか?
生命保険は種類が多く、セールスをしてくる営業マンは非常に多いのでどんな生命保険がいいのか分かりずらいですよね。
「知り合いに保険会社の人間がいるから大丈夫」
このように考えているあなたは要注意です。
生命保険は十人十色に選択することができます。
生命保険を3種類に分類することによって、保険会社の説明を理解することができるので、あなた自身の選択で自分に合った生命保険を選ぶことができます。
必要最低限は必要な生命保険をあなた自身で選択し、他人任せではない選択をして下さい。
Contents
生命保険の種類
現在の日本では様々な生命保険があり、保険会社によって特徴は存在しますが
大きく3種類に分割できます。
今回は生命保険に加入する目的に焦点を置いて、3種類に分割します。
- 貯蓄ができる保険
- 投資ができる保険
- 掛け捨てで備える保険
上記3種類のメリットやデメリットを紹介します。
貯蓄ができる保険メリット
まず、貯蓄ができる保険は名前の通り、備えることもでき、払っている保険料で貯蓄をする生命保険です。
「貯蓄を考えているのなら銀行の定期預金」
上記の様に、銀行への貯蓄のみでお金が増えていく時代がありましたが
現在の銀行預金は利率0.1%程度になっており、貯蓄をする商品ではなく、いつでもお金を引き出せるお金の休憩所になっています。
休憩所ではお金は減ることはありませんが、目に見えて増えることもありません。
また、貯蓄ができる保険では契約満了時の解約返戻金に利率3%~8%程度の利率が付いて返金されます。
利率だけでも定期預金よりもメリットがありますが他にも、貯蓄ができる保険のメリットを紹介します。
- 定期預金よりも利率が高い
- 毎月掛金が引落できるので手軽に貯蓄できる
- もし、亡くなった場合にも死亡保険金が出る
- 節税ができる
貯蓄が目的の保険は預金と違い、お金を休ませることがないので上記の様なメリットを得ることができます。
ですが、銀行預金と違った点のデメリットも存在します。
貯蓄ができる保険のデメリット
メリットがあればデメリットも当然に存在します。
- 10年以上の長期契約が大前提
- 途中で解約をしてしまうと元本されていない
- 最低保険料(毎月の保険料)が高い
貯蓄ができる保険は国債や公社債などのリスクが低い商品で運用するので契約満了時の返戻利率は予想しやすい為、返戻利率の約束がありますが、
長期間での契約も約束しているので、途中解約をすると元本割れをするケースが多いです。
「預けたお金を多く返す約束したんだから長く契約してね」
上記の様な内容が貯蓄ができる保険になっており、見分けるポイントは、契約満了時の返戻利率が約束されている保険だと理解して下さい。
投資ができる保険のメリット
貯蓄ができる保険よりも投資に特化し、最低限の保証を確保しながら、より高い利回りを目指す商品です。
初心者が手軽に投資できる商品として投資信託の人気がありますが、生命保険にも投資を目的とした商品があります。
貯蓄ができる保険と異なり、株や海外債券などの高いリスクを抱えた商品で運用するため、利率が確保されておらず運用結果次第で将来支払われる金額が変わる商品です。
貯蓄ができる保険よりもリスクをとって運用する商品なので契約満了時は10%~20%程度の利回りが出た商品も存在します。
- 貯蓄ができる保険と違い、20%程度の利回りが期待できる
- 月々の保険料は比較的安い
- 毎月の引落で手軽に運用できる
- 節税ができる
貯蓄ができる保険よりも利回りが期待でき、投資信託と違い、最低限の保証が付いている商品が投資ができる保険です。
投資ができる保険のデメリット
投資ができる保険にもデメリットが存在します。
- 運用結果で元本割れするリスク
- 最低保証の死亡保険金が付いているので手数料が高め
- 10年以上の長期加入が前提
貯蓄ができる保険よりもお金にリスクを背負わせて働かせるので、貯蓄ができる保険よりも高い利回りが期待できます。
「利益がでるように頑張るから損が出てる時は解約しても全部返せないよ」
このような商品が投資ができる保険になっており、見分けるポイントは、解約返戻金に利率が確約されていない商品だと理解してください。
掛け捨てで備える保険のメリット
貯蓄ができる保険や投資ができる保険と違い、運用することはなくただ備えるための保険なので、いたってシンプルな保険です。
亡くなった際の死亡保険金のみを月々支払うので解約返戻金は限りなく0に近いが万が一亡くなった際は大きな保証が得られる生命保険です。
- 毎月の保険料が非常に安い
- 保証金額が高い
- 節税ができる
上記が掛け捨て保険のメリットになっており、分かりやすい内容です。
掛け捨てで備える保険のデメリット
シンプルな保険なのでデメリットもシンプルに分かりやすくなっております。
- 掛け捨てのため解約返戻金が限りなく0に近い
デメリットは上記一点になっており、分かりやすく手軽な保険です。
「安い掛金で高い保証をするけど契約が終わっても返戻金はほとんどないよ」
このような商品が掛け捨てで備える保険になっており、見分けるポイントは
解約返戻金が0に近い商品だと理解してください。
まとめ
ここまでで生命保険の3種類を理解できたと思います。
生命保険会社の説明は複雑に感じるかもしれませんが、説明された商品を上記3種類に分類することで、冷静に見比べることができます。
生命保険は必要最低限は必要だとされています。
上記の知識を活用してあなた自身で納得した保険を契約しましょう。